こんにちは、「ANKI」について深掘りしていきます。ANKIを使えば、効率的に記憶力を向上させ、学習効果を最大化できます。
何となくフラッシュカードのボタンを押していた人には朗報です。ANKIの世界に飛び込んでみましょう。
ANKIの目的と聞かれたら何と答えますか?
ANKIの主な目的は、フラッシュカードのスケジューリングを最適化することです。つまり、あなたの記憶状態に合わせて、最適なタイミングでカードを提示してくれるんです。これにより、最小限の労力で最大の学習効果を得ましょう。
今の時代でよかったですけど、江戸時代だったら復習間隔を自分で覚えておこうとしたら大変ですよね・・・・
ANKIを使う上でのゴール
- すべてのカードを長期記憶に定着させる
- 最小限の復習で最大の記憶保持を達成する
これらのゴールを達成するために、私たちは何をすればいいのか? 主に3つです。特に1と2について背景にある仕組みを説明していきます。。
- カードの作成:学習したい内容をカードに入力する
- 毎日の復習:ANKIが提示するカードを復習し、理解度を正直に評価する
- 継続的な使用:長期的にANKIを使用し、アルゴリズムが最適化されるようにする
ANKIの学習プロセス:カードを「成長」させろ
ゴール1. すべてのカードを長期記憶に定着させると説明したように、新しく作られたカードを短期記憶から長期記憶へ保持する必要があります。
大まかにいうと、新規カード→学習中カード→復習カードと状態を変更することを目指します。
カードの状態が変更すると、学習の間隔も長くなっていくというものです。
最初はあまり覚えていないので短い間隔で復習し、徐々に長い間隔で復習するという思想です。
新規カードは理解度を評価した段階で学習カードになります。
🌟 新規カードの状態は必要?: まだ理解度を評価していない"新規"という概念を入れることで、新しいカードの出現設定ができます。新しいカードを作りすぎたけれど、そんなに復習の時間は取れないので毎日10枚まで新規カードを学習しようなどです。
ANKIの学習プロセス:どうすればカードは「成長」するのか?
それはカードに対する理解度の評価によって決まります。
カードを提示されたときにあなたが何を選ぶかで、カードの成長が決まるというシンプルなものです。 この4つのボタンをもとに、「覚えているから復習間隔を伸ばそう」や「覚えているが、記憶の引き出しが遅かったから復習間隔を伸ばそう」という考え方です。
成長の概要はこんな感じです
覚えておくことは実はそんなには無いんですが説明したように、「2. 毎日の復習:ANKIが提示するカードを復習し、理解度を正直に評価する」という部分を守って、効率的に学習しましょう
学習ステップ:理解度の向上はどうやって判断するのか?
先ほどは概要を説明したのですが、どうやってANKI側は、理解度が向上したと判断するのでしょうか? それがANKIの魅力の一つの「学習ステップ」という考え方です。
これは、新規カードや再学習中のカードに適用される一連の学習間隔のことを表し、ユーザが自由にカスタマイズできます。
デフォルトでは、1分と10分の2つのステップが設定されていますが、ユーザーが自由にカスタマイズできるんです。例えば、こんな感じ:
各学習ステップでは、ユーザの理解度に応じて「やり直し」「難しい」「正解」「簡単」を選択できます。これにより、ANKIはあなたの学習状況を細かく追跡し、最適な復習スケジュールを提供してくれます。
注意しておくべきことは、「簡単」を選んでしまうと、復習カードモードになるということです。 復習間隔が長くなってしまうので、注意しましょう
※説明のために「難しい」は割愛
学習ステップ数はどれくらいが適切?
ステップ数は、学習内容や個人の好みによって変わります:
- 最小:1ステップ(ただし、あまり推奨されません)
- 一般的:2〜5ステップ
- 最大:技術的には制限がありませんが、通常10ステップ以上使用することは稀です
ステップ数を決める際は、以下の点を考慮しましょう:
- 学習材料の難易度
- 個人の記憶力や学習スタイル
- 利用可能な学習時間
まとめ:ANKIで学習革命を起こそう!
ANKIを使いこなすコツは、自分の理解度を正直に評価し、継続的に使用することです。(正直に実施することを推奨します)
ステップ数や間隔は自由にカスタマイズできるので、自分に合った設定を見つけてください。効果的な学習のためには、自分の学習パターンを観察し、必要に応じて調整することが大切です。
ANKIを使えば、学習効率が飛躍的に向上します。さあ、ANKIで学習革命を起こしましょう!記憶力の向上が、あなたの可能性を大きく広げてくれるはずです。