Impact-Site-Verification: 94e066b1-c8e5-49b7-89c4-181a09eed204

殺伐に忙殺される、三十路ボンバイエ!

育児と仕事に追われる、効率化オタク。ボンバイエ =「やっちまえ!」。割と真面目に日常の問題について本気出して考えてます。

Spotlightを無効化したら、Macが快適になった話

Spotlightを無効化してわかった、本当に必要な設定だけ

Macを使い続けて数年、Spotlightのインデックス作成でファンがブンブン回る度に「なんとかならんのか」と思ってた。外付けHDD繋いだ瞬間にCPU使用率が跳ね上がって、作業が止まるあのイライラ感。同じ経験がある人なら、この気持ちわかるだろう?

そんなときに見つけたのが、Spotlightの無効化という選択肢だった。実際に試してみて、想像以上に快適になったから、その体験談を共有したい。

最初に感じた「Spotlightの重さ」という問題

MacBook Proで作業してるとき、特に外付けドライブを接続したときのあの重さは本当にストレスだった。アクティビティモニターを見ると mdsmdworker というプロセスがCPUを大量消費してる。調べてみると、これがSpotlightのインデックス作成プロセスだとわかった。

「検索機能は便利だけど、この重さは我慢できない」

そう思ったのが、無効化を検討したきっかけだった。

実際に試した無効化方法とその効果

基本の無効化コマンド - これだけで十分

最初に試したのが、インデックス作成の完全停止だった。

sudo mdutil -a -i off

このコマンドを実行した瞬間、静寂が訪れた。いつものファンの音が止まって、CPUの温度も下がった。たったこれだけで、あの重さから解放されたのが印象的だった。

状態確認のコマンドも試してみた。

mdutil -s /

結果は Indexing disabled. と表示されて、確実に無効化されてることが確認できた。

キーボードショートカットの無効化 - 誤操作防止

次に取り組んだのが、⌘+Spaceでの誤起動防止だった。インデックスを無効化しても、Spotlightアプリ自体は起動してしまうからね。

システム設定のキーボードショートカットから、Spotlight関連のショート��ットを全部オフにした。これで、うっかり⌘+Spaceを押しても何も起こらなくなった。地味だけど、この設定が思った以上に快適だった。

SIP無効化による完全停止 - やってみたけど非推奨

せっかくなので、アプリ自体の完全停止も試してみた。リカバリーモードで起動して、SIPを無効化して...という手順。

結果的には成功したけど、手間の割にメリットが少ないことがわかった。インデックス作成さえ止めれば、実用上の問題はほぼ解決するからね。しかも、セキュリティリスクやアップデート時の不安を考えると、やる必要がないと判断した。

無効化後の実際の変化

明らかに改善したポイント

無効化してから数週間使ってみて、以下の変化を実感した。

CPU使用率の削減が一番大きかった。特に外付けドライブを接続したときの差は歴然。今では静寂のまま。

バッテリー持続時間も伸びたはず。具体的な数値は測ってないけど、外出先での作業時間が確実に長くなった。バックグラウンドでの無駄な処理がなくなったおかげだと思う。

メモリ使用量も減った。アクティビティモニターを見てると、以前は常に10GB近く使ってたのが、8GB台で安定するようになった。

失ったものと代替手段

一方で、失ったものもある。Spotlightでのファイル検索は完全に使えなくなった。でも、これは想定内だった。

代替手段として、Finderの検索を使うことにした。ファイル名での検索なら十分実用的だし、そもそもSpotlightを使う頻度はそれほど高くなかった。

アプリの起動についても、Dockやアプリケーションフォルダから起動するように習慣を変えた。慣れてしまえば、特に不便は感じない。

Raycastでどうにかならないか確認していこうとしてる。

他の人にも試してほしい理由

この無効化、特定の使い方をしてる人には本当におすすめしたい。

大量のファイルを扱う人なら、効果は絶対に実感できる。動画編集者、写真家、プログラマーなど、頻繁に外付けドライブを使う人は特にそう。

バッテリー持ちを重視する人にも向いてる。カフェで長時間作業することが多いなら、この改善は大きなメリットになる。

Spotlightをあまり使わない人なら、デメリットはほとんどない。むしろ、誤操作でSpotlightが起動することがなくなって快適になる。

安全に試せる設定手順

実際に試してみたい人向けに、安全な手順をまとめておく。

ステップ1: インデックス作成の停止

sudo mdutil -a -i off

ステップ2: ショートカットの無効化 システム設定 → キーボード → キーボードショートカット → Spotlight → チェックボックスをオフ

ステップ3: 効果の確認 外付けドライブを接続して、ファンの音やCPU使用率をチェック

もし気に入らなければ、sudo mdutil -a -i on で簡単に元に戻せる。リスクは皆無だから、気軽に試してほしい。

結論: シンプルな解決策が一番

Spotlightの重さに悩んでるなら、まずは基本的な無効化を試してほしい。SIP無効化みたいな複雑な方法は必要ない。インデックス作成の停止だけで、問題の9割は解決する

僕の場合、この設定変更でMacの使用感が大幅に改善した。同じような悩みを抱えてる人がいたら、ぜひ一度試してみてほしい。きっと、その快適さに驚くはずだから。